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FRBの利下げ開始は後ずれしない~円安局面は終焉へ~
FRB(連邦準備制度理事会)は、6月12日、政策金利を据え置くことを決定した......FRBパウエル議長 Gra... FRB(連邦準備制度理事会)は、6月12日、政策金利を据え置くことを決定した......FRBパウエル議長 Graeme Jennings/REUTERS <FRBは22年から金融引締めを継続してきたが、24年9月から金融緩和に転じるとみられる。歴史的な円安という日本経済にとって大きな追い風がやむ時期は着実に近づいている......> 5月GW後に本邦通貨当局が約10兆円規模の円買い介入を行ってから、為替市場においてドル円は1ドル150円台半ばで方向感なく推移している。この期間、ドル円の変動の主な材料になっているのは、米国の経済インフレ指標、そしてFRB(連邦準備理事会)の政策に対する思惑である。 ドル高円安トレンドが転換点を迎えつつ 後述するとおり、米国の要因を踏まえれば22年3月から続いたドル高円安トレンドが転換点を迎えつつある、と筆者は考えている。6月12日に、米国では5月CPI(消
2024/07/11 リンク