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【追悼】チャーリー・ワッツのようにドラムを叩ける者は、もう現れない
<不朽のストーンズの不動のメンバー、チャーリー・ワッツが80歳で死去。唯一無二のドラマーに捧げる別... <不朽のストーンズの不動のメンバー、チャーリー・ワッツが80歳で死去。唯一無二のドラマーに捧げる別れの歌> 「テクニックで世界一のドラマー」に選ばれるはずのない男――8月24日に80歳で死去したローリング・ストーンズのかけがえのないメンバー、チャーリー・ワッツはそんなミュージシャンだった。 ドラム技術は第一級ながら平凡で、テンポ感はメトロノームの正確さとは程遠かった。だが音楽、特にロックンロールは不思議なもの。客観的には欠点でしかない特徴が、ワッツの偉大さを形作る上で不可欠の要素になったのだから。 ワッツは音楽性全体が各部の総和をはるかに超えるドラマーで、世界で最も偉大なロックバンドの魂を構成する並外れた一部だった。 ストーンズが初めてシングルを発表したのは1963年。当時、ロックンロールとリズム・アンド・ブルース(R&B)は音楽的観点から言えば、ほぼ未分化だった。ジャズから音楽の道に入っ
2021/09/03 リンク