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アメリカを揺るがす同性愛者vs「宗教の自由」
「宗教の自由」が性的少数派の自由を妨げる──。先月末にインディアナ州で成立した「宗教の自由回復法」... 「宗教の自由」が性的少数派の自由を妨げる──。先月末にインディアナ州で成立した「宗教の自由回復法」をめぐり、同性愛者らが大規模なデモを展開。多くの著名人も反対を表明するなど、全米で議論が巻き起こっている。 宗教の自由回復法は宗教活動に対する政府の抑圧を制限するもので、 既に19州と連邦法に同様の法律がある。だが近年は、自由なファッションを主張する受刑者や、ヤギを「いけにえ」にするため住宅地で殺す権利を求めた神父が「宗教の自由」を根拠に裁判で勝訴するなど、「乱用」が問題にもなっていた。 今回の新法に「同性愛」の文言はないが、例えば菓子店が同性婚カップルからのウエディングケーキの注文を「宗教上の理由」で断っても、法的に許されることになりかねない。マイク・ペンス州知事は同法に差別の意図はないとしたが、ゲイを公言しているアップルのティム・クックCEOが批判するなど、各地に抗議の輪が広がった。 これ
2015/04/09 リンク