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早起きは三文の徳、にならない
モルモット 社会生活は体内時計を狂わす大実験に等しい Illustration By Taylor Callery for Newsweek... モルモット 社会生活は体内時計を狂わす大実験に等しい Illustration By Taylor Callery for Newsweek 目覚まし時計がないと朝起きられない──。そんなあなたは「社会的時差ボケ」かもしれない。これは体内時計の睡眠サイクルと社会生活で要求される睡眠サイクルのズレを指す言葉で、ドイツのミュンヘンにあるルートビヒ・マクシミリアン大学のティル・レネベルク教授(時間生物学)が生みの親だ。 平日は目覚まし時計に頼って週末に寝だめする生活は、体内時計を西海岸に送って月曜の朝に東海岸に引き寄せるようなもの。その結果、「寝不足と寝過ぎの悪循環に陥り、夜はまったく眠れない人たちがいる」とレネベルクは言う。 問題はそういう人が増えていることだ。本来なら、ほとんどの人は午前0時から午前1時の間に眠くなり、午前8時から午前9時頃に目が覚める。ところがレネベルクによれば「85%の人
2012/08/29 リンク