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ロヒンギャ危機はジェノサイドだ
国連のジェノサイド条約によると、ジェノサイド(集団殺害)というのは民族集団あるいは宗教団体を「破... 国連のジェノサイド条約によると、ジェノサイド(集団殺害)というのは民族集団あるいは宗教団体を「破壊する意図」を持って、以下の行為のいずれかが行われる場合を指す。 ■「殺害する」 ミャンマー(ビルマ)のイスラム教徒であるロヒンギャは、仏教徒の自警団によって残忍な扱いを受け、故郷を追われてきた。ロヒンギャに対する虐待を監視している人権団体「フォーティファイ・ライツ」によると、当局はこうした迫害を阻止するための措置をほとんど何も取らず、時には扇動することさえあったという。 「家は焼かれ、モスクも焼かれた」と、同団体の創設者であるマシュー・スミスは語る。「住民が火を消そうとすると、国の治安部隊が発砲する有様だ」 ■「深刻な肉体的・精神的危害を加える」 グローバル・ポストの取材に応じたロヒンギャの男たちによると、警察も軍隊も腐敗しており、どんな理不尽も従うしかないという。強制労働を強いられ、家族を養
2015/07/08 リンク