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南スーダンの国連部隊は住民の命を守れ
<暴力が再燃した南スーダンでいざというときに出動せず、住民の期待を裏切ってきた国連PKO。汚名をそそ... <暴力が再燃した南スーダンでいざというときに出動せず、住民の期待を裏切ってきた国連PKO。汚名をそそぐため4000人を増派し、武力行使の権限も拡大。住民に危害が及びそうな場合は速やかに応戦する> (写真は、南スーダンのマラカルにある国連基地にかくまわれた国内避難民の少女、2014年) 昨年夏の停戦合意から1年が経っても、南スーダンの民族対立と政治の分断は終わらないままだ。南スーダンは2011年にスーダンから分離独立を果たした世界一若い国だが、2013年にサルバ・キール大統領が敵対するリヤク・マシャール副大統領(当時)を政権転覆の疑いで解任すると、大規模な衝突に発展。それ以来、停戦の試みはことごとく失敗し、戦闘や治安の悪化が続いている。 どんな内戦でも、暴力の矢面に立たされるのは市民だ。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の推計によると、戦闘が再燃した2013年以降ですでに数万人の死者が出
2016/10/15 リンク