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にらみ合う中国・インドの軍部隊 国境紛争じわじわと再燃
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8月8日、インドと中国の両軍が、国境地帯で7週間にわたり対峙している。写真は中国とインドの国旗。... 8月8日、インドと中国の両軍が、国境地帯で7週間にわたり対峙している。写真は中国とインドの国旗。インドが実行支配するアルナーチャル・プラデーシュ州で2009年11月撮影(2017年 ロイター/Adnan Abidi) インドと中国の両軍が、国境地帯で7週間にわたり対峙している。関係筋2人によると、解決に向けた対話は決裂し、インド政府による外交努力は行き詰まりを見せている。一方、中国の国営メディアは「報復は避けられない」と喧伝(けんでん)している。 舞台となっているのは、インドの北東部シッキム州に近いブータン西部の係争地ドクラム高地で、中国とも国境を接している。 中国側の説明によると、6月初旬にインド軍が境界を越えて中国領に入り、中国の道路建設作業を妨害した。それ以降、インド陸軍と中国の人民解放軍が対峙を続けている。 中国は、中国とインドの同盟国であるブータンが領有権を主張するドクラム高地か