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ブレグジット混乱:両陣営の「正義」の穴と、最も可能性の高いシナリオ
強硬派のジョンソンは国民投票が示した「民意」を盾に合意なき離脱も辞さない構えだが DANNY LAWSON-PA... 強硬派のジョンソンは国民投票が示した「民意」を盾に合意なき離脱も辞さない構えだが DANNY LAWSON-PA WIRE-POOL-REUTERS <ジョンソン首相の議会閉会決定に野党が抵抗。共に民主主義の擁護者を自称する離脱派と残留派だが、悪いのはどちらか。そして行き詰まりから抜け出す方法は> ブレグジット(イギリスのEU離脱)が予定される10月31日を前に、イギリスがまたも大混乱に陥った。 強硬派のボリス・ジョンソン英首相は、必要なら合意なしでも期限どおりに離脱すると主張している。10月末までにEUと新たな貿易協定を交渉したいとは言うが、実現の見込みは薄くなる一方だ。 そんななか、野党側が合意なき離脱を防ぐ行動に出た。まず、下院で議事進行の主導権を政府から議員側に移す動議が与党議員の造反もあり成立。そして離脱条件について10月19日までに議会の承認を得られない場合、期限の3カ月延長を
2019/09/10 リンク