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「うまくいけば、晩秋か初冬には有効性」ファウチが見据えるワクチン開発の道筋
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「うまくいけば、晩秋か初冬には有効性」ファウチが見据えるワクチン開発の道筋
<米国立アレルギー・感染症研究所ファウチ所長が語る、新型コロナワクチン開発の見通しと人類の未来> ... <米国立アレルギー・感染症研究所ファウチ所長が語る、新型コロナワクチン開発の見通しと人類の未来> 新型コロナウイルスの感染者数が世界で累計650万人を突破した。早期のワクチン実用化を期待する声は高まるばかりだ。 そこで、ワクチン供給までの時間を短縮する試みが実践されそうだ。トランプ米政権の新型コロナウイルス対策チームを率いるアンソニー・ファウチ国立アレルギー・感染症研究所所長は、本誌に次のように語っている。 有効性が確認されるのを待たずに、ワクチンの生産を開始することになるだろう。そうすることにより、数カ月時間を節約できる。 2021年の初めまでに、予防接種で数億回分のワクチンを用意したいと、ファウチは最近、米国医師会報(JAMA)のYouTubeチャンネルで述べている。11月か12月までには、1億回分近くのワクチンを供給できる可能性があるとのことだ。 有効性が確認される前に生産を開始すれ