あのサラ・ペイリン知事が、共和党の牙城アラスカで「まさかの落選」の衝撃度

＜今回の補欠選挙では民主党候補が約50年ぶりに議席を奪還したが、11月には中間選挙で再び同じ顔触れが議席を争うことになる見込み＞ 11月の米中間選挙を前に、アラスカ州で異変が起きた。同州の下院議員補欠選挙の結果が8月31日に発表され、民主党の元州議会議員メアリー・ペルトラが共和党のサラ・ペイリン元アラスカ州知事を破って勝利した。同州では複数の候補者に順位を付ける選挙制度を用いており、ペルトラもペイリンも得票率が50％に満たなかったため、3位の候補（共和党）に入れた有権者の2番目の候補を集計し、ペルトラ勝利が確定した。 候補を一本化できなかったことが共和党の敗因の1つだが、アラスカ州はいわば同党の牙城だ。ペイリンは、2008年大統領選で副大統領候補にまでなった人物であり、今回はトランプ前大統領の支持も受けていた。今回の民主党候補の勝利を、民主党への追い風とみる向きもある。 今回の補選は前議員

[ackey1973]

“複数の候補者に順位を付ける選挙制度”、上位二人の“得票率が50％に満たなかったため、3位の候補（共和党）に入れた有権者の2番目の候補を集計”した結果とのこと。この制度、日本でも導入したらいいのでは？