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ここまで来た抗体薬物複合体 がん細胞を狙い撃つ分子ミサイル|日経サイエンス
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ここまで来た抗体薬物複合体 がん細胞を狙い撃つ分子ミサイル|日経サイエンス
がん治療研究の歴史の中で,1998年のハーセプチンの承認は,希望に満ちた出来事だった。乳がんの抗体医... がん治療研究の歴史の中で,1998年のハーセプチンの承認は,希望に満ちた出来事だった。乳がんの抗体医薬で,がん細胞を発見し殺すための目印として腫瘍特異的タンパク質を用いる。この試みは成功し,乳がんの10年生存率と無がん生存率は劇的に改善した。 だが,この薬には限界がある。ハーセプチンの標的はHER2と呼ばれるタンパク質で,HER2からのシグナルによって腫瘍の増殖が促進される患者に最も効果を発揮する。しかし,それは乳がん患者全体のおよそ5人に1人にすぎず,残る4人には効果がない。 この問題の解決を目指した研究が進み,2022年,ハーセプチンを別の抗がん剤と結合させることで,HER2の発現が極めて少ない腫瘍を縮小することに成功した。エンハーツと呼ばれるこの薬は,乳がん患者の余命を数カ月,時にはそれ以上延ばした。また標準的な化学療法よりも重篤な副作用が少なく,米国食品医薬品局(FDA)は同年,こ