水俣病患者の勝訴見直しの可能性 最高裁9月判決 - 日本経済新聞

水俣病認定患者が、原因企業のチッソから受け取った賠償金に加えて都道府県の障害補償も受けられるかが争われた訴訟の上告審弁論が10日、最高裁第2小法廷（小貫芳信裁判長）で開かれ、結審した。判決は9月8日。熊本県の不支給決定を取り消して患者が勝訴した二審・福岡高裁判決を見直す可能性がある。訴えを起こしたのは大阪府の川上敏行さん（92）。水俣病関西訴訟で勝訴し、チッソから賠償金850万円を受け取った後

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#フクシ・エントリ“一審は県の決定を認めたが、二審は「障害補償には社会保障的要素も含まれ、チッソの賠償金で損害が穴埋めされたとはいえない」と判断。補償を認める余地あるとして県の不支給決定を取消し”