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米シェール、原油の救世主なれず(The Economist) :日本経済新聞
日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方... 日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 米国のシェール業界の歴史は浅いながら、波乱に富んでいる。米国ではこのわずか10年の間に、シェールと呼ぶ頁岩(けつがん)層に封じ込められた石油とガスを抽出する革新的な技術が普及した。その結果、米国は2016年に数十年ぶりに原油の輸出を解禁した。おかげで石油業界の破綻を招くかと思われたほどの値崩れが起きたが、今、足元では原油価格は回復している。 米国は来年、シェールブームによって1カ国の原油生産量としては、国際エネルギー機関(IEA)が記録を取り始めて以降、最大の増産を実現する見込みだ。米国はいまやサウジアラビアとロシアをしのぐ、世界最大の産油国となっている。 原油市場におけるこうした米国の力強い存在感は、他の産油国の足取りがおぼつかないだけに際立って
2018/10/24 リンク