市長の執務室

この8月は、大きな災害に身構えた一か月でありました。8月8日に日向灘沖でM7.1の地震が起き、この震源地が南海トラフ巨大地震の想定震源域内であったため、2019年に運用が開始されてから初めての、南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）が発表されました。私たち自身もこれまでに経験したことのなかったことですから、正直なところ、身構えたものです。南海トラフ地震は、九州から関東にかけておよそ1,000キロに及ぶ広範囲において起きるとも言われ、その被害想定は死者・行方不明者数 最大約32万人とされています（内閣府（防災担当）発表）。特に、高知県や和歌山県などの太平洋沿岸部においては、津波の高さが40メートル近くにも及ぶとされており、想像を絶する規模です。 さてそこで留意したいのが、私たちが暮らす西宮市ではどうか、それぞれの市民の方が過ごす街ではどうか、ということです。西宮市においては、津波の高さは3.

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西宮市「同じ臨海部に位置することから、芦屋市、尼崎市の３市で共同歩調をとる必要があると考え、両市長に呼びかけ、３月の末より担当者間で情報交換」ちなみに細野大臣は神戸市も受け入れ先としているようである。