福祉における子どもと高齢者の非対称性 －なぜ老人手当ては問題にされないのか－

子ども手当てに関する批判が止まない。大別すれば、高所得者にも支給するのはバラマキであるという主張、財源がないのに支給すれば結局は子どもの世代が負担することになるという財源論、少子化対策なのか、子育て支援なのか、景気対策なのか曖昧だという目的論、現金よりも現物サービスが欲しいという方法論等である。要するに、財源もないのに高所得者にまでばらまいて、どれほどの成果があるのかということのようだ。政策としては子ども手当ての理念をどこまで重んじるかということに帰着するだろうが、一つひとつの批判そのものには一理ある。 だが不可解なのは、子ども手当てに対してだけ、なぜこれほどまで風当たりが強いのかということである。たとえば、基礎年金の３分の１には税金が投入されている。少なくとも税金部分については、言わば「老人手当て」と呼んでもよいはずだが、これは所得や資産に関係なく支払われるバラマキである。子ども手当ての

[rakusupu]

そりゃ老人の力が強すぎるからだろう常考　ということをちゃんと述べた論。拡散拡散。

[uunfo]

年金は老人手当て。たしかに。後期高齢者医療制度もやたらと批判されるし。

[mtfumi]

その分老人殺しは非難されないから子殺しに比べて。

[hiruhikoando]

この問題の本質は何も知らない人間に余分なお金を与えるよりよく分かっている人間に渡した方が有意義だと信じているからだと思う。そして無邪気に高齢者は自分らは後者だと確信している。

[sea_side]

年金は「積立」だと国民を騙してるからねぇ。子ども手当にもそういう騙しテクニックがあればいいんだが。

[pribetch]

子育てしてる世代よりも老人の方が投票率が高いってのもあるよね。

[CavalleriaRusticana]

　あぁ、これは当たり。　タイトル下手。　＞　「今後、高齢者数はさらに増加するのに、無駄の多い高齢者福祉を聖域化していては財政再建など不可能であろう。」