大工哲弘、宮沢和史が沖縄民謡を語る てんぶす那覇で19日開催 | 沖縄タイムス＋プラス

嘉手納基地に配備されていたＦ15Ｃ／Ｄ戦闘機とＦ15ＥＸ戦闘機との交代は、単なる機種変更ではない。機数が48機から36機に削減されるものの、訓練用のＤ型が複座だったのに対し、ＥＸはすべて複座機なので、運用機数はさほど変化しない。むしろ戦力は圧倒的に強化される。 老朽化を理由に2022年、嘉手納基地から撤退を始めたＦ15Ｃ／Ｄは、空中戦が専門の戦闘機だったのに対し、Ｆ15ＥＸは空中戦だけでなく対地・対艦攻撃もできる戦闘攻撃機と呼ばれるマルチロールファイター（多目的戦闘機）である。 これまで嘉手納基地のＦ15は湾岸戦争やイラク戦争といった外国の戦争に参加したほか、平時においても中東へ派遣され、地域の防空任務を担った。Ｆ15ＥＸへの変更は海外活動の任務を残しつつ、台湾有事や朝鮮半島有事など日本周辺の戦争において対地攻撃や対艦攻撃を含めて多目的に活用する任務に拡大されたとみるべきだろう。 Ｆ15は