＜抄録永田町＞予算委分科会で古川康衆院議員質問 唐津くんちへの支援などただす | 行政・社会 | 佐賀県のニュース | 佐賀新聞

自民党の古川康衆院議員（比例九州、唐津市）が２７日、文部科学省関連の予算について審議する予算委員会第四分科会に登壇した。能登半島地震で被災した「輪島塗」の技術が、唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」（国重要無形民俗文化財）の曳山（やま）の保存・修復に欠かせないことなど、両地域の絆に触れつつ、伝統文化への国の支援に関してただした。 古川氏は「唐津に生まれ、曳山に育てられてきた。１年がこの３日のためにあると言っても過言でない」と強調し、１３番曳山「鯱（しゃち）」（水主・かこ町）の修復に輪島塗の職人が携わったことを紹介した。経産省の担当者からは施設整備や道具・材料確保など輪島塗の復興に向け、手厚く支援していくことが説明された。 曳山などの修理にかかる経費の半額を補助する国の支援事業について、２０２４年度は全国分で２億８７００万円が確保されていることに関しては、「物価高などもある中、十分な予算か」と