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【栃木女児殺害公判】秘密扱いの「Nシステム」記録 公判での利用は異例(1/2ページ)
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【栃木女児殺害公判】秘密扱いの「Nシステム」記録 公判での利用は異例(1/2ページ)
平成17年12月、栃木県今市市(現日光市)の小学1年、吉田有希ちゃん=当時(7)=が殺害された事... 平成17年12月、栃木県今市市(現日光市)の小学1年、吉田有希ちゃん=当時(7)=が殺害された事件で、殺人罪に問われている、栃木県鹿沼市、無職、勝又拓哉被告(33)の裁判員裁判第2回公判が1日、宇都宮地裁(松原里美裁判長)であり、現場を指揮した警察官が検察側証人として出廷、自動車ナンバー自動読み取り装置(Nシステム)の記録に関して証言した。通常、秘密扱いにされているNシステムの記録が公判で利用されるのは異例だ。 証言した警察官は、Nシステムについて「機械に照会すれば設置場所を通過した車のナンバーや日時、進行方向が分かる」とした上で「秘匿性が高く、設置場所の情報が公になれば犯罪者に悪用されると聞いている」と説明した。 検察側は、Nシステムの照会結果を示した資料6枚を提示し、事件で犠牲となった吉田有希ちゃん=当時(7)=が失踪した翌日の17年12月2日、勝又被告の車が宇都宮市内の3カ所のNシス