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【文科省天下り斡旋】「身内意識が優先、甘えの構造があった」 松野博一文科相が陳謝 省内からは調査不十分との指摘も(1/2ページ) - 産経ニュース
「甘えの構図があった」。多くの違反行為が認定され、最終的に40人余りの処分者を出した文部科学省の... 「甘えの構図があった」。多くの違反行為が認定され、最終的に40人余りの処分者を出した文部科学省の組織的天下り斡旋(あっせん)問題。30日に最終報告書を公表した松野博一文科相は記者会見で、「省を挙げて猛省する」と陳謝。重苦しい空気が省内を覆った。 午後5時ごろ、記者会見室に現れた松野氏は冒頭、厳しい表情で手元の紙を読み上げた。違反行為が計62件に上ったことを報告すると、「文部科学省の責任者として、改めて国民の皆さまに心よりおわびを申し上げる」と述べ、3秒ほど頭を下げた。 問題の背景として、順法精神の欠如やOBを含めた身内意識を挙げた。「身内意識はいい面もある」と断った上で、「甘えの構図につながる側面があったと感じている。再就職違反の問題では、順法意識よりも身内意識が優先してしまった」と口にし、険しい表情を浮かべた。 会見では、文科省OBの嶋貫和男氏を調整役とする組織的斡旋について、枠組みを構
2017/03/30 リンク