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【正論】近代の理念や普遍知信仰は崩れた 不合理なものは変えていこう 筑波大学大学院教授・古田博司(1/4ページ)
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【正論】近代の理念や普遍知信仰は崩れた 不合理なものは変えていこう 筑波大学大学院教授・古田博司(1/4ページ)
≪「歴史の必然」は間違いだった≫ 現代から見ると、近代という時代には実にヘンな「理念」を人々が信じて... ≪「歴史の必然」は間違いだった≫ 現代から見ると、近代という時代には実にヘンな「理念」を人々が信じていた。「歴史の必然」といい、あらすじを決める何者かが歴史のなかに潜んでいると、20世紀日本の代表的知識人、福田恆存までが信じていた。彼は「近代化という仕事は歴史の必然に従っておこっている」(『福田恆存対談・座談集』第二巻)と、語っていた。ところが近代化は東アジア諸国では必然にはならなかった。 彼らが約束・分業・人権・法治などをすべてスルーしたことは、今日明白である。「歴史の必然」と言い出したのは19世紀のドイツの哲学者ヘーゲルだった。彼は発展途上国の近代化を行う人々に元気を与えたが、もう終わった。実際に歴史を作っているのは、使命感をもった歴史家や歴史学者などの人間である。 「社会主義の優位」というのもヘンな「理念」である。社会主義経済国からはついに社会主義経済論は生まれなかった。使われたのは