田村秀男・本紙特別記者「脱デフレには財政出動を」北海道「正論」友の会で田村秀男・本紙特別記者

日本のあるべき姿を考える「北海道『正論』友の会」第６回講演会が２２日、約２００人が参加して札幌市中央区の札幌グランドホテルで開かれ、産経新聞の田村秀男特別記者が「脱デフレ元年、どうする対中経済戦略」と題して講演した。 田村氏は「金融緩和偏重のアベノミクスによる株高円安モデルは限界にきている」と指摘し、「賃上げ頼みではデフレ経済からの脱出は困難で、今こそ財政出動が重要だ」と説いた。 また、国際経済の不安要因として膨張するチャイナマネーを挙げ、中国の軍事支出と人民元発行残高の相関性を示した上で、中国経済依存の危険性に言及。消費税増税によるデフレ圧力や、「森友文書」問題による日本の政治不安も、中国の覇権に利することにつながるとの見方を示した。

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田村氏は「金融緩和偏重のアベノミクスによる株高円安モデルは限界にきている」と指摘し、「賃上げ頼みではデフレ経済からの脱出は困難で、今こそ財政出動が重要だ」と説いた。

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田村氏は「金融緩和偏重のアベノミクスによる株高円安モデルは限界にきている」と指摘し、「賃上げ頼みではデフレ経済からの脱出は困難で、今こそ財政出動が重要だ」と説いた。