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【話の肖像画】作家・古井由吉(1)又吉直樹さんは聡明でした(1/2ページ) - 産経ニュース
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【話の肖像画】作家・古井由吉(1)又吉直樹さんは聡明でした(1/2ページ) - 産経ニュース
〈芥川賞、谷崎潤一郎賞、川端康成文学賞…と著名な文学賞を受賞し、芥川賞選考委員も長く務めた文壇の重... 〈芥川賞、谷崎潤一郎賞、川端康成文学賞…と著名な文学賞を受賞し、芥川賞選考委員も長く務めた文壇の重鎮。今も現役バリバリで、毎年のように単行本を出す。今月も最新の短編「花の咲く頃には」が文芸誌「群像」6月号に掲載された〉 書くのをやめたら、もう書けなくなるって気持ちがあるのかな。年を取ると、いろいろと過去から来るものが多いんです。この(自宅)マンションに何十年も住んでいるけれど、木造家屋で育った僕みたいな世代はいまだに慣れないところがある。周囲をがっしり固められた空間だし陰影も乏しい。 するとふっと昔の暮らしを思い出す。古い記憶が根元から膨らむようにして話が膨らむ。この日常も変なもんだ、って感覚があるんですよ。それで30~40枚の短編を、たっぷりひと月かけて書く。座りっきりで足が弱くなっちゃまずいんで、午前と暮れ方に1時間くらいずつ外を歩くのも忘れずにね。 〈随筆と小説のあわいを縫うようにし