北海道新幹線、2031年札幌延伸へ工事 ニセコ投資加速

26日に開業する北海道新幹線は、2031年春ごろを予定する札幌延伸に向けた工事も進んでいる。延伸ルート上にあるニセコ地区は、国際的なスキーリゾートとして人気もあり、海外の投資が加速。北海道の経済界からは、最寄りの新幹線駅となる倶知安駅まで「10年後を目標に、前倒し開通させるべきだ」との声が上がる。 ニセコ町黒川の小高い丘に、大きく開いた高さ約８メートル、幅約10メートルの穴。北海道新幹線の「昆布トンネル」入り口だ。約250メートル先では、建設機械がうなりを上げ掘削を続けている。１日で掘り進む距離は３～４メートル。全長約10キロに及ぶトンネルの貫通は、23年の予定だ。

[kechack]

北海道の経済界からは、最寄りの新幹線駅となる倶知安駅まで「10年後を目標に、前倒し開通させるべきだ」との声が上がる