神戸市、来月４日から「産後ケア事業」スタート

出産後、家族などに頼ることができず育児不安を抱える母親を支援しようと、神戸市は１１月４日から「産後ケア事業」を始める。委託契約する市内６カ所の助産所で、宿泊や通所による育児サポートを行い、母親の不安を軽減させる。 市が母子健康手帳を交付する妊婦への面談などをした際、育児不安が強いなど産後に何らかの支援が必要とみられる母親は年間５００人程度いるという。家族など周囲の支援が得られない場合、育児ノイローゼや児童虐待にもつながる可能性もあることから、市は産後のサポート体制を整えることとした。 対象は、市内に住民票のある産後４カ月未満の母親と乳児。育児不安が強く支援を必要としている人▽家族などからの産後の援助が受けられない人▽母子ともに医療行為が必要のない人－が条件。 助産所では、助産師から、母親の健康管理や産後の生活のアドバイス、授乳方法など育児技術の指導などを受けられる。希望者が近くの区役所のこ

[frothmouth]

　出産後、家族などに頼ることができず育児不安を抱える母親を支援しようと、神戸市は１１月４日から「産後ケア事業」を始める。委託契約する市内６カ所の助産所で、宿泊や通所による育児サポートを行い、母親の不安