広島県、認可保育所入所待ち支援 認可外との差額助成

認可保育所が入所待ちになり、料金の高い認可外保育施設を利用しなければならなくなった保護者に対し、認可保育所の保育料との差額を助成する制度を、県がスタートさせた。同様の制度は、東京都武蔵野市や神奈川県茅ヶ崎市などが設けているが、都道府県レベルでの創設は初という。 県によると、県内の保育所入所待ちは、入所児童が入れ替わる年度当初の時点に限れば解消される傾向にあり、平成２４年以降に「４月１日現在の待機児童」が生じているのは、広島市のみ。その広島市の待機児童も、今年４月１日には６６人にとどまり、前年の４４７人から３８１人へと大幅に減少した。 しかし、保護者が産休や育児休暇から職場復帰するケースなど、年度途中に入所を希望する場合は希望する認可保育所に入れず、入所待ちになることが少なくない。今年度は、県内全体で年度末のピーク時に、１千人以上が入所待ちになると、県は予想している。 今回始まった助成の対象

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【今週のフクシ・エントリ！】助成額に上限はあるものの、これは子育て世帯には嬉しい支援。県全体で支援することで子育てしやすいコミュニティを広く構築できるでしょうか。