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阪神大震災で被災、倒産の靴メーカー、タイに本格輸出スタート…ネット販売で再起果たす 東日本の被災企業に「必ず道は見つかる」(1/2ページ)
阪神大震災で一度は倒産した神戸の靴メーカー「ベル」が、タイの大手財閥と総販売代理店契約を結び、同... 阪神大震災で一度は倒産した神戸の靴メーカー「ベル」が、タイの大手財閥と総販売代理店契約を結び、同国に本格輸出を始めた。中小規模の靴メーカーが海外でこうした契約を結ぶのは珍しい。インターネット販売などを積極的に活用し、ブランドの評価を高めた成果だ。ベルの高山雅晴社長(46)は東日本大震災の被災地で復興を模索する企業に「道は見つかる」とエールを送る。(牛島要平) ■画期的な契約 タイ・バンコクの百貨店「バンコク伊勢丹」。昨年9月下旬、ベルの商品が並んだ。専用売り場が設けられ、集まった買い物客からは「軽くてやわらかいし、色もいい」と評判は上々だったという。 価格は日本の1・5倍程度となるが、ベルの高山社長は「日本で独自のいいものをつくれば、東南アジアでも評価してもらえる」と語る。 ベルの本拠地は、ゴムやナイロンを主な材料とするケミカルシューズの関連産業が集積する神戸市長田区。タイでの販売は、大手
2016/03/09 リンク