営業時間の延長は誰のため？

スイスでは小売店の営業時間をめぐる住民投票が、国レベル、州レベル、基礎自治体レベルで頻繁に行われている。諸外国に比べて営業時間が短いスイスだが、その背景には直接民主制が関わっている。 スイスの多くの地域では、平日１８時３０分以降および日曜日は小売店が閉まっており、食料品を購入することができない。これに驚く外国人は少なくない。 「スイスは他国で起きたような失敗をしたくないのだ」と話すのは、労働組合ウニア（Unia）のエヴァ・ゲール氏だ。「スイスにはイニシアチブ（国民発議）や、（憲法改正・法律制定の可否を国民・住民投票で決める）レファレンダムなどの直接民主主義があるため、１９９０年代に欧州諸国で起きた自由化の波を止めることができたのだ」 ゲール氏がそう語るように、労働組合は州レベルに限らず国レベルでもこうした直接民主主義制度を活用し、自分たちの要求を実現させてきた。ゲール氏はまた、「スイス国民

[haruhiwai18]

"スイス国民…夜間および日曜労働の自由化を問う投票の９割を否決""夜間や日曜日に買い物をしたい人は、それが従業員の負担のうえで成り立っている…ことを自覚すべき"　→(内容) 『これからの労働時間の話をしよう』

[saz_go]

「（もし営業時間延長が可能となってしまえば）個人経営の小売店は（大手小売業者に）押しのけられてしまう。人件費が高いうえに売り上げが少ないため、営業時間を延長する余裕がないからだ」

[REV]

「　スイスの多くの地域では、平日１８時３０分以降および日曜日は小売店が閉まっており、食料品を購入することができない。これに驚く外国人は少なくない。」

[shimaguniyamato]

国内問題だけならいいが、海外との貿易考えるとこの辺はとたんにややこしくなっちゃう。

[maturi]

”スイスと国境を接するドイツは、「人口のあまり多くない南の方に、大手ディスカウントのアルディ（Aldi）やリドル（Lidl）などの商業施設を建設している」と述べ、スイス人買い物客を狙った戦略を行っている”

[gruza03]

スイスフラン高という新しい時代に国境の向こう側にいるライバルに太刀打ちするため。小売店営業時間の自由化を求めるイニシアチブ「お客様は神様」は、反対７０．７％という明白な結果で否決。