コロナ第6波下の認知症グループホーム 「感染者入院できない」9割 「介護職の医療ケア 困難」 ：東京新聞 TOKYO Web

新型コロナウイルスの流行第六波の今年一〜六月、感染者が出た認知症グループホーム（ＧＨ）の九割で入院できない利用者がいたことが、日本認知症グループホーム協会（東京）の調査で分かった。認知症を理由に入院を拒まれたり、早期の退院を迫られたりした事例も。ＧＨは小規模な生活の場だけに、感染対策に気を配っても患者への感染拡大を防げない厳しい介護環境が浮き彫りになっている。 （五十住和樹）

[Albert_Einstein]

“定員九人のうち六人の利用者が相次いで感染。いずれも七十〜九十代で重症化リスクが高く、保健所に入院を要請したが、毎日夕方に「今日も入院調整はできませんでした」と電話が入った”