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<書評>『中国パンダ外交史』家永真幸(まさき) 著:東京新聞 TOKYO Web
田中角栄訪中以降の「熱狂パンダブーム」の熱烈歓迎ムードをリアルタイムで経験した評者は、パンダが中... 田中角栄訪中以降の「熱狂パンダブーム」の熱烈歓迎ムードをリアルタイムで経験した評者は、パンダが中国の巧妙な外交手段であることを、恩師中嶋嶺雄(現代中国研究)から再三強調された。しかしその「パンダ外交」が近現代中国にとって、また十九世紀以降の国際社会にとってどのような意味をもつのか、とても考え及ばなかった。 本書は、今日「パブリック・ディプロマシー」と一言で括(くく)られがちな情報・広報外交を、多種多様な資料を駆使して、パンダと政治のドラマを、知的好奇心を刺激しつつ、極めて平易に紹介した好書である。 十九世紀、地元中国の住民にも関心が薄かったパンダを、西洋人が「発見」する。欧米列強の帝国主義、異国趣味の博物学、白人男子マッチョ文化の証明としての珍獣収集などが重なり、パンダは世界に発信される。 一九三七年、盧溝橋事件に端を発する日中戦争下で対米世論工作の一環としてすでにパンダが登場するのだ。真
2022/12/04 リンク