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<論壇時評>日本共産党の「弱さ」 鎧を脱ぎ捨て 対話せよ 中島岳志 :東京新聞 TOKYO Web
日本共産党現役党員でジャーナリストの松竹伸幸が書いた『シン・日本共産党宣言』(文春新書)が話題に... 日本共産党現役党員でジャーナリストの松竹伸幸が書いた『シン・日本共産党宣言』(文春新書)が話題になっている。松竹は共産党に対して直接投票で党首を選ぶ「党首公選制」導入を求め、「民主集中制」を批判した。「民主集中制」とは、党員が議論によって方針を決め、全員で統一して実行に当たる制度をいう。党内に分派・派閥は作らないことを原則とするため、党員の直接投票による党首選挙は行わない。 松竹の指摘に対して、共産党は党規約に違反する行為があったとして除名処分を下した。自らの意見を党規約が定めたルールに基づいて表明せず、出版という形で批判したことが「不当な攻撃」にあたるという。また、他の著者や出版社と連動し、出版時期を合わせたことなどが分派活動に当たるともいう。 この共産党の処分をめぐって、野党各党の支持者間で激しい言い争いが起きている。これまで進められてきた野党共闘はますます実現が難しくなり、自公政権に
2023/03/04 リンク