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<演劇パラダイス>TOKYOハンバーグ 客席への「心の栄養」:東京新聞 TOKYO Web
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<演劇パラダイス>TOKYOハンバーグ 客席への「心の栄養」:東京新聞 TOKYO Web
3日に始まるTOKYOハンバーグの公演「しゃぼん玉の欠片(かけら)を眺めて」は、2013年が初演... 3日に始まるTOKYOハンバーグの公演「しゃぼん玉の欠片(かけら)を眺めて」は、2013年が初演で3回目の再演。独り暮らしの80歳の母親と、実家にあまり寄り付かない3人の子を巡り「人が老いるとはどういうことか」をテーマに描いた。身近な家族関係を主に扱い、客席に寄り添うような「心の栄養」となる作品が劇団の身上だ。 主宰の大西弘記(44)は、俳優座の初代代表を務めた俳優・演出家千田是也のおい、伊藤正次の演劇研究所出身。西田敏行らに憧れて俳優になろうと上京し、斎藤工や貫地谷しほりらを輩出した研究所で学びながらCMなどに出演していたが、06年に同劇団を立ち上げた。 師と仰ぐ伊藤の「演劇は世直し。その表現は人間が人間らしくあるための最後のとりで」との言葉をかみしめながら、これまでに40を超える作品で劇作や演出を手掛けた。「社会への怒りや悲しみが劇作の原動力」といい、ペット動物の殺処分を扱った「最後に