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「被害補償より工事優先になっている」外環道トンネル工事めぐる調布陥没、1年ぶり住民説明会で要望書:東京新聞 TOKYO Web
東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事を巡って東京都調布市の住宅街で陥没などが発生した事故... 東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事を巡って東京都調布市の住宅街で陥没などが発生した事故で、地盤補修に関する住民説明会と意見交換会が5月31日と1日の両日、現場近くの市立滝坂小学校であった。住民団体「外環被害住民連絡会・調布」は1日、事業者側に「住民目線の被害補償」を求める要請書を提出した。 要請書は「被害補償の在り方が工事優先になっている」と指摘し、被害の実態に見合った補償を求めた。現場近くに住む女性は説明会後の取材に「地域のコミュニティーを壊されたことが悔しい。事業者には地元の人にも移転した人にも、しっかりと対応してほしい」と話した。 東日本高速道路によると、地盤補修工事では、補修材と土を混ぜた直径4メートル、高さ40メートルの円柱を地下に計220本造る計画。このうち約40本の工事が完了した。地盤補修エリアの家屋約30軒のうち、移転などで17軒が解体された。
2024/06/02 リンク