言論の不自由 香港、そしてグローバル民主主義にいま何が起こっているのか ジョシュア・ウォンほか著：東京新聞 TOKYO Web

本書の著者黄之鋒（ジョシュア・ウォン）氏は一九九六年生まれ。香港が英国から中国へ返還される九カ月前に生まれた青年だ。十四歳で「愛国教育」必修科目化に反対を表明。ＳＮＳを駆使した運動で「愛国教育」カリキュラムの無期延期を勝ち取る。二〇一四年には香港の自治権を求める雨傘運動で指導的役割を果たし米国の複数の雑誌で世界でもっとも影響力のあるリーダーのひとりに選ばれた。 香港の自治権を求める運動の主要人物として日本では、日本語に堪能で日本語のツイートでも知られる周庭（しゅうてい）さんが有名だ。周庭さんは日本語のスポークスパーソンであり、黄之鋒さんは英語のスポークスパーソンを担当し、世界各国へのロビー活動を行っている。香港の自治権を求める運動を香港内部に留（とど）めず、ＳＮＳなどを使い国際的な理解を求めるところにその特徴のひとつがある。

[toraba]

『グローバル民主主義vsデジタル権威主義』https://youtu.be/helG4ohheTM?t=3264

[IkaMaru]

この本が出るまで「ジョシュア・ウォン」で書籍検索すると大川隆法の霊言本がトップに出てくるような有様だったのでありがたい

[quick_past]

タイでも学生たち若い世代が先手を切って民主活動してる。きっかけは香港だったのかもしれないし、そうじゃないかもしれないが、とにかく日本の周辺国は若い人が立ち上がってる。

[hharunaga]

「アニメやゲームを楽しみながら同時に大規模な社会運動を動かす黄之鋒の語り口は軽妙で洒脱。一国二制度の香港で何が起きているのか」。評：中沢けい。