「誰かの足を踏んでいませんか」 差別につながるマイクロアグレッション 渡辺雅之特任教授インタビュー ｜社会｜徳島ニュース｜徳島新聞デジタル

県内にある一部の観光施設が、来場者の見た目や話し言葉で外国人かどうかを判別し、国土交通省四国運輸局は、そのデータを基に外国人観光客数を発表していました。実際にはさまざまなルーツを持つ日本人がおり、一見すると日本人だと思われるような外国人もいます。しかしながら、街角で肌の色が違う人を見かけると「外国人だな」と決めつけて、そう口に出してしまう―。そのような経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。実はこうした先入観に基づいた言動は、意図せず人を傷付けてしまう「マイクロアグレッション(小さな攻撃)」につながることがあります。「マイクロアグレッションを吹っ飛ばせ」(高文研)の著書がある大東文化大学の渡辺雅之特任教授(多文化共生教育)に、詳しい問題点や注意すべきポイントについて聞きました。

[kechack]

県内にある一部の観光施設が、来場者の見た目や話し言葉で外国人かどうかを判別し、国土交通省四国運輸局は、そのデータを基に外国人観光客数を発表していました