ハプスブルク家

ハプスブルク家は、スイスに発祥した貴族である。古代ローマのユリウス一門(カエサル家)の末裔を自称し、中世になると政略結婚により広大な領土を獲得した。20世紀初頭までに、神聖ローマ帝国、スペイン王国、ナポリ王国、トスカーナ大公国、ボヘミア王国、ハンガリー王国、オーストリア帝国などの国王や皇帝を輩出した。 ローマ皇帝のシンボルマーク双頭の鷲は、神聖ローマ帝国の紋章となり、神聖ローマ帝国消滅後はオーストリア帝国に引き継がれた。また、この紋章はビザンツ帝国滅亡後、ロシア帝国の紋章にもなった。 ハプスブルク家はヨーロッパ随一の名門で、正式な家名は「ハプスブルク・ロートリンゲン家」(Haus Habsburg Lothringen)である。 ヴェルダン条約によって生まれた東フランク王国は、 911年にカロリング朝の血筋が途絶えた。その後は選挙で国王を選ぶようになり、ドイツ王国へと姿を変えていった。91

[morutan]

フランク→ドイツ（ホーエンシュタウフェン家→ハプスブルク家）辺の流れがわかりやすい