県「スマート農業」導入へ 高齢化対応、省力化図る : 地域 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

県内の農業従事者の高齢化や減少が進む中、県はＩＣＴ（情報通信技術）やロボット技術を活用した農機具の導入を加速化させるため、県内の農業関係者らでつくる「県スマート農業活用促進協議会」を設立した。自動運転の田植え機の実演会も開催するなどしており、農作業の省力化や品質向上を目指す。（江口武志） 防府市内の水田で６月下旬、県が開いた田植え機の実演会。県立農業大学校の学生約３０人が参加し、自動運転を体験した。 この田植え機は全地球測位システム（ＧＰＳ）を搭載しており、自動で直進。水田の深さや水温をセンサーで測ることで、肥料の量も自動で調節できる。同校２年の豊田輝（ひかる）さん（１９）は「人が運転しても直進は難しい作業。自動でこんなにまっすぐ進めるなんて」と驚いた。 同じ日に設立された同協議会は、ＪＡ山口中央会や県集落営農法人連携協議会など６団体で構成。県と県農林総合技術センターが事務局を務める。 同

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山口県「ロボットトラクター」など。

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