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【日本の解き方】クルーグマン教授の緊縮批判 消費増税に懸念 まともな政策でデフレ脱却を
かつて、日銀の某氏が「クルーグマン教授は日本のことを知らないでいろいろ話している」とマスコミに吹... かつて、日銀の某氏が「クルーグマン教授は日本のことを知らないでいろいろ話している」とマスコミに吹聴していたが、筆者がウソを言わないようにと注意したら、ピタリと批判しなくなったこともある。 筆者がクルーグマン教授に、なぜ日本を研究するのかと尋ねたところ、「研究対象としては、日本とアルゼンチンが興味深いね。(ノーベル賞経済学者の)クズネッツが言ったが、世界には先進国・途上国・日本・アルゼンチンの4種類の国しかない。先進国と途上国も固定メンバーだ。例外として、日本は途上国から先進国に上がったが、アルゼンチンは逆に先進国から途上国に下がった。日本もアルゼンチンも“病理学的見地”から他に類をみない面白い例なんだ。そうした極限状態になると、経済理論が役立つからね」と言っていた。 クルーグマン教授の日本経済への提言は、「デフレの時には、金融政策と財政政策の両方を緩和する」というオーソドックスなものだ。両
2015/09/30 リンク