【日本の解き方】豊洲市場問題の根幹は？ 経済的には費用と便益 水質は改修決着も

東京都の豊洲新市場をめぐっては、建物の下に盛り土がなされておらず、情報公開や説明も不十分だったなどとして問題になっている。 こうした事態が生じていることを明らかにしたのは、都知事選の時から、築地移転問題について「いったん立ち止まる」としていた小池百合子都知事の功績である。今回の問題解明だけでも、小池氏に投票した人は満足だろう。 適切な情報公開をせずに隠蔽してきた都関係者に問題があるのは間違いなく、彼らにはこれから厳しい処分があるだろう。 これまでの一連の状況について、政治的な決着をつけるのは当然である。そのため、豊洲移転が少なくとも数カ月間以上延期されることが確実となった。過去の清算をするためには、立ち止まる時間が必要だ。さらには、これ以上の問題が出てくるかどうかも見極めなければいけない。 同時に将来に向けての検討も行う必要がある。ここが行政のトップでもある小池氏にはつらいところだろう。「

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お前は出て来るな。