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韓国のベトナム虐殺封印理由 被害者の立場維持が必要だから
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韓国のベトナム虐殺封印理由 被害者の立場維持が必要だから
「歴史認識はその国が進むべき未来を示す羅針盤だ。過去の過ちを正視せずに新しい時代を切り開くことは... 「歴史認識はその国が進むべき未来を示す羅針盤だ。過去の過ちを正視せずに新しい時代を切り開くことはできない。過去の過ちを認めない指導者も新しい未来を切り開けない」 今年3月、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は「3.1独立運動」の記念式典でこう述べた。 この言葉は当然、日本に向けて語られたものだが、皮肉なことに、これほど韓国を正確に言い当てた表現はほかにない。韓国が正視してこなかった過去の過ち、それこそが韓国軍による「ベトナム大虐殺」である。 いまから50年前の1964年から1973年にかけて、韓国はのべ32万人をベトナム戦争に派兵した。朴槿恵の父・朴正煕(パク・チョンヒ)大統領(当時)は、アメリカからの信任や戦争特需を得るため、参戦に前のめりになった。 韓国は、派兵の見返りとしてアメリカから多額の援助を得た。後に「漢江の奇跡」と呼ばれる韓国の経済発展は、このベトナム戦争から始まったのだ。 一