タイ首相 退役後も軍の住宅に 憲法違反に当たらず 失職免れる | NHKニュース

タイでプラユット首相の辞任を求める反政府デモが続く中、現地の憲法裁判所は、首相が退役後も軍の住宅に住み続けているのは違憲だなどとする野党の訴えについて、憲法違反には当たらないという判断を示しました。これによってプラユット首相は失職を免れましたが、デモ隊は反発を強めています。 タイでは、2014年の軍事クーデターを主導したプラユット首相が軍を退役したあとも軍の住宅に住み続けているのは、公職につく人が政府機関から金銭的な便宜を受けることを禁じた憲法の規定などに違反するとして野党が訴えを起こしていました。 これについて、タイの憲法裁判所は2日、「国のリーダーに住居を提供するのは自然で、そのために軍が合法的に手続きを進めた」などとして、憲法違反には当たらないという判断を示しました。 違憲だとされればプラユット首相は自動的に失職するため、判断が注目されていましたが、失職は免れました。 これに対して、

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