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フィリピン大統領 原子力発電導入目指すよう指示 大統領令発表 | NHK
フィリピンのドゥテルテ大統領は脱炭素社会の実現に向けて原子力発電の導入を目指すよう指示する大統領... フィリピンのドゥテルテ大統領は脱炭素社会の実現に向けて原子力発電の導入を目指すよう指示する大統領令を発表しました。ことし5月に予定される大統領選挙の候補者の間では賛否が分かれていて、原子力発電の導入が選挙の新たな争点として浮上しています。 フィリピンのドゥテルテ大統領は3日、政府の委員会が原発の実現可能性について調査を終えたことを受け、原子力計画を策定して原発の導入を目指すよう政府に指示する大統領令を発表しました。 フィリピンでは国の電源構成のおよそ6割を石炭火力発電が占めていて、大統領令は脱炭素社会の実現と今後も高まる電力需要を満たすため、原発を代替案として検討するとしています。 フィリピンにはマルコス政権時代の1984年に東南アジアで初めてとなる「バターン原発」が建設されましたが、その後の政権崩壊などを受けて一度も運転されないまま施設が残っています。 大統領令はバターン原発の利用も検討
2022/03/04 リンク