地震で落下した約8万7000冊 ボランティアが片づけ 福島 矢吹町 | NHK

今月16日の地震でほとんどの本が棚から落下した福島県矢吹町の町立図書館で、地元の中学生や大学生がボランティアで片づけ作業を行いました。 矢吹町では、今月16日の地震で震度5強の揺れを観測し、町立の図書館ではおよそ8万7000冊ある蔵書のほとんどが床に散乱しました。 22日は、町の社会福祉協議会の呼びかけで地元の中学生や大学生など8人がボランティアとして集まり、散らばった本を積み上げる作業を行いました。 この図書館では、去年2月の地震でも本が落下する被害があったため、一部の本棚では滑り止めのテープを貼るなどの対策を取りましたが、今回の地震では、対策を取らなかった本棚から本が落下してしまったということです。 図書館では今後、ボランティアたちが片づけた本を職員が棚に戻す作業を進める予定で、来月上旬には貸し出しを再開したいとしています。 矢吹町出身で大学生の五十嵐俊介さんは「去年もボランティアで参