駿河湾特産のシラス ことしの漁始まる 静岡 富士 | NHK

駿河湾特産のシラス漁が静岡県で解禁となり、富士市の田子の浦港では21日からことしの漁が始まりました。 田子の浦港では、21日朝、18隻のシラス漁船が、夜明けを合図に一斉に駿河湾へ漁に出ました。 およそ1時間で港に戻ると、銀色に光る新鮮なシラスが次々と船から降ろされ、その場で初競りが行われました。 田子の浦漁業協同組合によりますと、21日の水揚げ量は331キロで、透明で大きさもそろうなど状態もよいということです。 去年より1300円ほど高い1キロ当たり平均2825円で取り引きされ、中には3150円の値段がついたものもありました。 静岡県内のシラス漁は2018年ごろから黒潮の蛇行などが原因とされる不漁が続いていて、漁協によりますと、田子の浦港の去年の水揚げ量はおよそ24トンと、最盛期の10分の1ほどでした。 田子の浦漁業協同組合の後藤洋一総務課長は、「初日の水揚げ量としては厳しい状況ですが、品