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[運用編]RAIDだからと安心してはいけない
複数のディスクを論理的に一つにまとめる実装技術の一つがRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks... 複数のディスクを論理的に一つにまとめる実装技術の一つがRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)である。信頼性の向上を目的に多用されるのは,ディスクをミラーリング(二重化)する「RAID1」と,パリティと呼ぶエラー訂正情報を保管する「RAID5」である。 RAID構成を採ると「データが失われることはない」と過信しがちだが,基本的に同時に2台以上のディスクが壊れるとデータを保護できない。さらに,1台のディスクの故障であっても,「実際には復元できないケースがある」(ラック SNS事業本部 JSOC部 グループリーダ 花岡顕助氏)。ミラー領域やパリティ領域はほとんどアクセスされないので,「いざアクセスしようとしたときに壊れていた」という事態になることがあるからだ。 パリティを失うと復元できない ディスク3台(A,B,C)でRAID5を構成した場合を例に
2018/02/10 リンク