パーク24、タイムズは駐車場POSで「いつでも停められる」が売り

パーク24のCIO（最高情報責任者）に相当する川上紀文取締役執行役員業務推進本部長は、「プロフェッショナルCIO」と呼ぶにふさわしい人物だ。 富士通エフ・アイ・ピーでIT業界のキャリアをスタートさせ、その後はリクルートとA.T.カーニーで経験を積み、2003年に急成長が続くパーク24に入社した。パーク24の業績は2012年10月期も増収増益と好調だった。 パーク24における川上取締役の役割の広がりは、同社が2001年から構築を進めてきたシステム「TONIC（トニック）」の進化とともにある。TONICは全国に約1万2000カ所ある「タイムズ」ブランドの駐車場と同社の情報センターをオンラインで結び、駐車場の運営・管理を効率化しながら顧客サービスの充実につなげるシステムインフラである。タイムズの駐車場が他の駐車場と異なるのは、TONICへの先行投資が決め手になっていると言ってもいい。 TONIC

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パーク24のIT戦略