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川端裕人『エピデミック』を読んだ - z is for zokkon
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川端裕人『エピデミック』を読んだ - z is for zokkon
新興ウイルス感染症の流行をテーマにした小説『エピデミック』を読みました。 読んだのは2009年12月発行... 新興ウイルス感染症の流行をテーマにした小説『エピデミック』を読みました。 読んだのは2009年12月発行の角川文庫版を底本とする電子書籍版です。つまり、今般のCOVID-19が発生するはるか以前に書かれたものです。しかし、書かれている内容は今日の状況を驚くほど予見したものになっています。これが出た当初に読んでも、知らない事柄が多くてすんなり頭に入ってこなかったかもしれませんが、「実効再生産数」をはじめとする疫学の概念への理解が広まった今ならさほど労せず理解できる人は多いと思います。僕もそうでした。 房総半島の先端部、館山市とその周辺を思わせる土地(作中では頭文字や架空の地名が使われています)で、重症のインフルエンザに似た症状を呈する伝染病が発生したことから物語が始まります。 そこに登場する地元の住民の名前は、僕にはなじみのあるものが多く登場していました。「吾川」「窪川」は高知県の地名からと