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【舞鶴女子高生殺害】状況証拠だけの立証に高いハードル - MSN産経ニュース
京都府舞鶴市の高1女子殺害事件で逆転無罪を言い渡した大阪高裁判決は、状況証拠しかない事件を判断す... 京都府舞鶴市の高1女子殺害事件で逆転無罪を言い渡した大阪高裁判決は、状況証拠しかない事件を判断する際の最高裁基準を踏襲したもので、「証拠なき事件」の立証のハードルが高いことを改めて示した。 事件では、中勝美さんの自宅の家宅捜索などの捜査段階で、直接的な証拠を得られなかった。このため検察側は、目撃証言▽防犯カメラ画像▽中さんの「秘密の暴露」-といった状況証拠の3点セットを柱に事件の構図を組み立てた。 この証拠関係について、大阪高裁は、証言は変遷している▽別人が映っている可能性を否定できない▽捜査機関が誘導した可能性がある-と退けた。 状況証拠しか存在しない事件の事実認定をめぐっては、最高裁が平成22年4月、大阪市平野区の母子殺害事件の審理を差し戻した上告審判決で、「被告が犯人でなければ説明がつかない事実が含まれていなければならない」という有罪認定の基準を示した。 今回の判決もこの基準に立脚し
2012/12/12 リンク