共犯の女に懲役１３年求刑 長崎の保険金殺人事件 - MSN産経ニュース

長崎県大村市で平成１５年、保険金目的で三男を殺害したとして元保護司、佐々木繁一被告（７６）が起訴された事件で、佐々木被告の共犯として殺人罪などに問われた無職、内田勝子被告（６３）の公判が１３日、長崎地裁（松尾嘉倫裁判長）で開かれ、検察側は懲役１３年を求刑して結審した。判決は８月８日。 検察側は論告で「報酬目的で計画に参加。事故を装った殺害に内田被告の役割は不可欠で、共同正犯にあたる」と指摘した。一方弁護側は最終弁論で「犯行現場に車で被害者を連れて行っただけで殺害行為には手を出しておらず、殺人のほう助にすぎない」と述べ、寛大な判決を求めた。