【民主代表選】首相、毎年交代「猫の目政権」 外交、経済に大きな支障 - MSN産経ニュース

２００６年に小泉純一郎元首相が退陣した後、政治のトップは毎年交代し次期首相で６人目。他国と比べても日本の「猫の目政権」ぶりは際立つ。米格付け会社が「一貫した政策実行の妨げ」と国債格下げの理由に挙げるなど、経済や外交で大きな支障も出ている。 小泉氏の後は自民党の安倍晋三、福田康夫、麻生太郎各氏が目まぐるしく交代し、民主党に政権移行後も鳩山由紀夫氏から菅直人氏へ代わった。制度の違いはあるが、米国の大統領はこの５年間でブッシュ氏とオバマ氏の２人。ドイツの首相はメルケル氏１人。英国はブレア氏、ブラウン氏、キャメロン氏の３人。ブレア氏は約１０年の長期政権。 曽根泰教慶応大教授（政治学）は民主党の代表任期（２年）と首相任期（４年）のずれがあることや、頻繁に行われる国政選挙の前後に党首が代わることが主な理由と説明。「政策の継続性にも大きな影響が出ている。任期のずれの修正を早急に議論すべきだ」と訴えている

[tsuchibaka]

「政権が替わる」事より「一貫した有効な政策の欠如」が問題。自民政権下では1年後との政権交代とはいえここまで混乱はなかったというのが、個人的な体感。