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漢方の医薬成分作り出す遺伝子発見、生産に成功 阪大など研究チーム - MSN産経ニュース
漢方などに多く使われる希少植物「カンゾウ」の医薬成分を作り出す遺伝子を大阪大などの研究チームが突... 漢方などに多く使われる希少植物「カンゾウ」の医薬成分を作り出す遺伝子を大阪大などの研究チームが突き止め、医薬成分の生産に成功した。29日付の米科学雑誌「プラントセル」(電子版)に掲載される。 カンゾウの医薬成分には、肝機能補強や抗炎症の作用などがあり、医薬品のほか、日本で処方される210種の漢方の約7割に配合されている。一方、中国や中近東などに自生する野生種に依存しているため安定供給に課題があった。 研究チームは、カンゾウの医薬成分「グリチルレチン酸」の生合成に、2つの遺伝子が関わっていることを突き止めた。その遺伝子をカンゾウと同じマメ科の植物「ミヤコグサ」から抽出した酵母に組み込んだところ、「グリチルレチン酸」の生産に成功したという。今後、医薬成分の生産性向上をはかるとともに、大豆など他の植物で応用できないか調べる。 研究チームの大阪大学大学院工学研究科の村中俊哉教授は「工業生産への応用
2011/11/29 リンク